あらすじ

王立学院の卒業前夜祭。 公衆の面前で、王太子ユリウスは婚約者である公爵令嬢エルシアを断罪した。 「そなたとの婚約を破棄する! 庶民の娘セレナをいじめた罪だ!」 一斉に向けられる軽蔑と憐れみの視線。 しかしエルシアは、青ざめるどころか静かに微笑む。 「……では、こちらからも一つだけ。私も、殿下との婚約破棄を望んでおりました」 実はエルシアは、噂の「悪役令嬢」とはほど遠い性格。 前世でプレイしていた乙女ゲームそっくりの世界だと気づき、処刑エンドを避けるため、こっそり事件を未然に防ぎ続けてきた有能令嬢だった。 そして彼女には、この3年間で積み上げた「証拠書類」が山ほどある。 セレナの素行、王太子の問題行動、取り巻きの違反行為……全部、日時と証人つきで。 公衆の場で一気にぶちまけられる真実。 ざまぁ展開に会場が凍りついた、その時。 「安心しろ。君を悪役にはさせない」 エルシアの味方として現れたのは、隣国アルスター帝国の皇太子アレクシス。 彼は以前からエルシアの行動を調べ、ひそかに「次の妃候補」として狙っていて……? 「君が自由になったなら、今度は私の婚約者になってほしい」 婚約破棄から始まる、隣国皇太子の過保護な溺愛と、悪役令嬢の引退宣言。 ざまぁ込みだけど、最後は甘々多めの短編異世界恋愛です。

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小説を読もう2025/12/04
  • 現在の作品婚約破棄された悪役令嬢は記録魔です ざまぁ証拠を突きつけたら、なぜか隣国皇太子の溺愛ルートに入りました