あらすじ
フリーの「オカルト・デバッガー」白井兎和(しらい・とわ)には、他人には見えない秘密の景色が見えている。
それは、森羅万象あらゆるモノに付与された「属性情報(ハッシュタグ)」だ。
[#地縛霊] [#殺意高め] ……そんな恐ろしい悪霊も、兎和の眼にかかれば [#迷子] [#お腹すいた] という真実が丸裸。
彼はスマホ一つでタグを書き換え、怪異を無力化する現代の魔術師――のはずだった。
ある日、除霊現場の壁をぶち破って現れたのは、世界で唯一「タグ」が存在しない規格外の美少女・九条院アリス。
「悪霊は滅殺。これ、常識ですわよ?」
論理(ロジック)を無視して物理(ハンマー)ですべてを解決する彼女に拉致された兎和は
由緒正しき退魔の名家「九条院家」の専属デバッガーとして雇われることに!?
「視える」俺と、「殴る」彼女。正反対の二人が挑むのは、呪い、都市伝説、そしてSNSに潜む「現代の闇」。
承認欲求モンスター化した妖刀から、パンデミックを起こすネット呪詛まで。 新感覚「タグ」ミステリ×痛快バディ・ファンタジー。