あらすじ
静かな商店街の外れに、地図にも載っていない小さな店がある。
看板にはただ一言
「願い承ります。ただし、少しだけ逆に。」
店を訪れた客は、
恋愛・仕事・家族・人生の悩みなど、
それぞれの“本音”を抱えている。
店主はその願いを叶えるが、
必ず “願いの核心部分とはズレた方向”に効力が現れる。
恋人がほしいと願えば、好意を持ってくる人が増えすぎたり。
勇気がほしいと願えば、他人を助ける勇気だけが強まりすぎたり。
しかし、逆に叶った願いを通して、
客たちは自分でも気づかなかった“本当の望み”に触れ、
少しだけ人生の方向を変えて帰っていく。
店主はただ静かに見守るだけ。
だが、その正体には
「なぜ願いを“少しだけ逆に”しか叶えられないのか」
という謎が潜んでいる。