あらすじ

「俺の背中について来い!」その言葉を信じて、大型バイクを駆る彼の背中を追い、風になって走り始めた少女。 「十王たち」との出会いから、彼女もまた「十王」として成長して行く。やがて「追う背中」を喪った十王たちは、その死の真相を受け入れ、自らの生き方を見つけていくと誓い、再び走り出した。別れの時、高らかに空へと鳴り響くバイクのエキゾーストノートは、本当の風になった彼への鎮魂の音だった。出会い、 喪失、友情、再生――風と共に駆け抜ける、すべての人へ贈る、疾走の物語。

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