あらすじ

くまの国には、森の入口にひとつの木の札が立っています。 そこに書かれたやさしい言葉は、国じゅうのくまたちが大切にしてきた“合い言葉”。 「きのうより、あしたのほうが、すこしだけしあわせであること」 その言葉を信じ、くまたちは毎日少しずつしあわせを重ねていきます。 きのうより大きなケーキ、きのうより高い塔、きのうより元気なあいさつ――。 そんな“すこしずつ”が、この国の日常でした。 しかしある朝、くまの国に小さな変化が訪れます。 その変化は、やさしい国にそよぐ風のように、静かに、静かに広がっていき――。 「しあわせって、なんなのだろう?」 そんな問いが、そっと胸に残る小さな物語です。

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小説を読もう2025/12/04
  • 現在の作品くまの国の「合い言葉」