あらすじ
伯爵令嬢エレオノーラは、婚約者であるクレメント公爵家嫡男エリオットの横暴と彼が連れてきた自称『聖女』リリアンの陰謀により、不当な罪で公衆の面前で婚約を破棄される。しかし、エレオノーラは絶望しなかった。彼女の背後には、全てを見通していた隣国の皇太子ことレオニールがいたからだ。冷徹と謳われる皇太子はエレオノーラを「私が愛し続けてきた唯一の存在」としてその腕の中に閉じ込めると宣言した。一方、己の過ちを悟ることもなく愚行を続けるエリオットとリリアンには容赦のない断罪の鉄槌が下される。
これは婚約破棄から始まる一途で熱烈な溺愛と傲慢な悪役たちへの華麗なる復讐劇。そして、高位伯爵夫人となったエレオノーラの、最高に幸福な未来の物語である。