あらすじ

埼玉県・鶴ヶ島のはずれにある、小さな神社「光徳神社」。 宮司の娘・夕凪は、朝の掃除と鈴の音に囲まれたこの場所が嫌いではないけれど、「神社を継ぐ」覚悟までは決められずにいる、ごく普通の高校二年生だ。 ある朝、街に「水の匂い」が満ち始める。ローカル掲示板には『夜中に川の音がした』『黒い水を見た』という書き込み。下校途中、境内で夕凪の足首を掴んだのは、地面から伸びる“黒い水の手”だった。 反射的に鈴を鳴らした夕凪の前に現れたのは、パーカー姿の青年――自称・雨乞い龍蛇の分家神「オロチ」。 「光徳神社の娘。次の『器』、祓い士候補だろ?」 神社の娘と蛇の神様が、鶴ヶ島に滲む“水の怪異”を祓う。 日常と神さまの仕事が交差する、現代ローカル祓いファンタジー開幕。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2025/12/04
  • 現在の作品鶴ヶ島崇神譚 ―祓い士 夕凪の覚醒―