あらすじ
冬の小学校を舞台に、三年生のあかりは、生まれつき足の弱い友だち・さきをそっと支えてきた。おばあちゃんの「いいことをすれば神さまがごほうびをくれる」という言葉を胸に、自然に手を差しのべるが、ゆうなやれんに「いい子ぶってる」「よけいなおせわ」と言われ、心が揺れる。だが、さきは「本当に困ったときのあかりのやさしさがうれしい」と伝え、たいがも過去の後悔を打ち明けることで、それぞれの気持ちが少しずつ理解し合えるようになる。そんな中、さきは足の手術をすることになり、クラスみんなで励ましの手紙を書く。退院後、さきが戻った日、あかりは大切なおばあちゃんの七色のリボンを「ゆめいろのメダル」として渡す。やさしさは目に見えなくても、心の中で光る—その温かさがクラスに広がっていく物語。