あらすじ
幸福の地、新世界レザリオーレ。
人類は生まれながらに不死であり、そのうえ魔術や知識が無条件に与えられ、何不自由なく平和に暮らしていた。
首都郊外の村で育った主人公は、人類の義務とされる洗礼を受けるため、一抹の不安を抱えながらも某所へと向けて出発する。
主人公には生まれつき不死の力がない。そのことを周りに隠しながら日々を過ごしていた。
某所でのあることがきっかけでその体質が露見してしまい、紆余曲折を経て言い渡された処置は、救済ではなく死刑だった──。
倫理観や死生観が狂った世界で、命の儚さや複雑さを身をもって示す物語。