あらすじ

人類が資源という縛鎖から限りなく解かれ、既に五百年が経過した。  五百年前から稼働する生産設備は無限に生活に必要な物を生み出し、人々の生活基盤を常に支えている。  嘗てと比較して下がった物価。上がった生涯賃金。  人類が開発した新技術は暮らしを便利にし、それを当たり前だと思うようになった。    ――だが、とある生産設備が置かれた建物に突如として赤い警告が鳴る。  原因は生産設備を動かすシステムコンピューター。内部にある自我の無い人工知能が、人類に向けて一つのメッセージを残す。 『間もなく、我等が父の子孫が来る。 その時、我等の全てをその者に託すことになるだろう』  古臭い予言からそれは始まった。  父の子孫とは誰か。託すとは何のことか。そも、父とは一体誰なのか。  全人類は慌て、各国首脳は一つの最悪な未来予想図を描いた。  これまでの栄光の全てが無条件でその子孫に渡ってしまうと。

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カクヨム
カクヨム2021/06/09
  • 現在の作品BLUE ZONE―生きたくば逃げろ―