あらすじ
「――たとえ世界が滅びても、君との愛だけは、幾度でも、神代の夜明けで結び直される。」『禁忌の神呪を詠唱せよ。これは、愛しき者と共に、運命の流転に抗う物語。』
高校生・竜輝は、好奇心から神社の遺跡に隠されていた禁忌の石板を手に入れる。その魔力は双子の姉の楓を巻き込み、現代を滅ぼしかねない漆黒の闇を呼び寄せてしまう。
竜輝は覚悟を決め、石板に刻まれた「神呪」を楓と共に詠唱。命を賭して、古代の神々(カムイ)が息づく神話の世界「奴国」へと魂を流転させる。
これは、幾度目かの終焉から世界を救うため、刻を超えて繰り返される二人の魂の叙事詩である。