あらすじ
悪役令嬢に憧れ、自ら“わがまま令嬢”を演じてきたキャサリン。
強気な態度の裏では、ただ一度でいいから本気で愛されたい――そんな密かな願いを抱えていた。
一方、国民投票によって王子に選ばれたノエルは、誰に対しても丁寧で優しい青年。
責任感は強いのに、恋愛だけは不器用で、実は甘えることに飢えている。
そんな対照的な二人は、婚約をきっかけに急接近。
キャサリンのわがままはなぜかノエルには刺さらず、むしろ大切に扱われ、距離は縮まる一方。
しかし“強がる彼女”と“素直になれない彼”のすれ違いによって、関係はゆっくりと揺れ動いていく。
互いの本当の姿を知ったとき、二人の心はどんな形に重なるのか――。