あらすじ

21世紀中頃。 人類は「ベルウェル細胞」と呼ばれる夢のエネルギーを手に入れた――はずだった。 あらゆる物質を喰い、自己増殖を続けるベルウェル細胞は、やがて制御不能となり、 軍隊も都市も大地すら呑み込む怪物《禍獣》へと変貌する。 通常兵器が通じない世界で、人類の生き残りは巨大な砦都市《砦区》に籠もり、 対禍獣機関《バレル》にすべてを預けていた。 篠森イズミは、極東砦区《環巣市》で目を覚ましたひとりの少年/少女。 幼いころ禍獣災害で家族を失い、自分だけが「ベルウェル細胞への異常な適合」で生き残った過去を持つ。 ベルウェルを体内に埋め込まれた改造人間《禍人》、 生きた兵器《神葬》――。 世界を喰う力を、その身に宿したイズミは、 仲間の禍人たちと共に、砦の外へと一歩を踏み出す。 だが、人類を守る最後の砦《バレル》は、 すべての人類を救うつもりなど、とうに捨てていた。 「選別箱舟計画《エリュシオン》」―― 限られた者だけを箱舟に乗せ、残りは“浄化”するための計画。 喰うか、喰われるか。 ベルウェル、禍獣、バレル、反乱組織《ノクス》。 世界のすべてが「捕食」と「選別」に支配されていく

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カクヨム
カクヨム2025/12/03
  • 現在の作品神葬の禍人 ―喰われた世界で神を斬る―