あらすじ
古き伝統に縛られ、停滞する桜花帝国。
その影に追いやられた民を救うため、黒鋼連邦は“技術こそ未来を拓く”と掲げ、蒸気と鋼鉄の力で国を変革しつつあった。
刃向蓮は、かつて桜花帝国の農村で朔夜と育った少年。
だが、理不尽な飢餓と税、そして“古代兵器の鍵”を巡る戦火が村を焼いた日、蓮は黒鋼連邦に拾われる。
彼らは蓮に言った――
「桜花はお前たちの未来を奪った。だが黒鋼は救える」と。
蓮は信じた。
夕凪を救うため。
朔夜の妹を、もう一度“守るため”に。
だが蓮の知らぬところで、黒鋼の影には“黒幕”が潜み、
蓮の信じた正義は少しずつ歪められていく。
これは、
奪われた未来を取り戻すと信じた少年が、
戦場へ歩み出す“もう一つの戦記”。