あらすじ
表の顔は魔法学園の教師、裏の顔はまさかのドロボウ!?
王立クリーエズ魔法学園の新人教師となったリーフェルは、寝室用として借りていた部屋の鍵を魔法学園の事務室に忘れてしまう。
しぶしぶ鍵を回収しに行った後、明かりが漏れていた個室が目に入る。
魔法学園についてまだまだ知らないことが多いから、新人教師としてちょっとくらい見学をしても……。
そう思ったリーフェルが個室に踏み入れると、魔法学園のセキュリティーを管理するAIコアと出くわしてしまい、いきなりドロボウ呼ばわりされて……?
AIコアとは、異界の地より伝わる人工知能を、雷(いかずち)の大精霊ヴォルデウスが持つ濃密な魔力で凝縮した状態のものを指す。
普段は冷静沈着、非常時は特に人のような言葉を振る舞うこともあるが、こちら側は感情の理解なんて出来ないという認識をしている。
『ドロボウよ。急に申し訳ないが、我ら学園の手が足りぬ事案に協力することは出来ないか?』
「あの、詳しい説明をお願いします」
魔法学園がある夜の街に忍び込み、AIコアが作成したダンジョンから『オタカラ』を探し出せ!!
この行動で得られるのは、AIコアによる共喰いでしかない。
但し、喰われる立場にあるのは、機能が正常に働かず暴走してしまったAIコアである。
リーフェルがダンジョンに挑み、『オタカラ』をダンジョンの外へと持ち出せたら成立する話なんだけど。
ダンジョンでは、暴走したAIコアの支配下となっている精霊たちやモンスターが行く手を阻む。
時には、魔法学園の生徒も関与しており……!?
果たして、リーフェルは教師として平穏な生活を送れるのだろうか。
いや、絶対無理だって!! リーフェルは心の中で泣き叫びながら頑張ります。