あらすじ
この世界には、生まれながらに持つ"魔力"がある。今やほとんどの生物が体内に魔力を保有し、それを使用して外部に影響を及ぼす事が可能となった。その技術は大きく3つに分けられる。
魔導。それは、魔力を流すだけで効果を発揮する道具=魔道具を作る技術。また、それを作る人々を魔道士と呼ぶ。
魔術。それは、魔道具を通し、自らの魔力でその効果を組み替える一種の科学。一定量以上の魔力が必要であるが、その分場合によって得られる効果や結果は魔導の何十倍にもなる。また、魔術を使用する人々を魔術師と呼ぶ。
魔法。それは、魔導や魔術とは大きく違い、常識や道理を外れた、まさに神業。この世界の中にいる限り、この世界に触れてさえいる限り、世の理からズレる事は許されない。されど、それを可能にしてしまう、世の理自体を完全に書き換える世界で最も神に近い能力。また、魔法を使用する卓越した7人の総称は魔法使いではない。昔から、童話に登場する時でさえ、敬意を込めてこう呼ぶ。
――――『魔女』と。