あらすじ
貴方が切腹したと知って、私は貴方を守れなかったのだと悔しかった。
たとえ時代が移り変わろうと、何度生まれ変わろうと、貴方がいない世界なんて…私には白黒の世界。
貴方を死なせたくない。
貴方を生かす為なら、何だってする。
貴方の為なら、人斬りにだってなれる。
貴方の為なら、喜んで命を差し出す。
私は貴方の為に笑って死んだ。貴方を生かす為に口を噤んだの。
でも、その選択は間違ってた。
貴方は切腹してしまった。
そんな結末は望んで無かった。
お願いだから…もう一度やり直させて。
どんな罪でも背負うから。
どんな罰も受けるから。
私の魂は、あの日から無意識にそう願っていたの。
幕末の土佐を舞台にした物語で、基本的には史実に基づきますが、恋愛要素を含む挙句に史実と異なる点も多々含まれます。
後半は大政奉還の年号が違うなど、かなりの食い違いが生じますので、ご了承下さい。
また、作者は土佐の方言に詳しくありません。
言い回しなどで、ご不快に感じられたら申し訳ありません。