あらすじ
分子ナイフで遺伝子を斬り並べ、AIプロンプトで命を吹き込む。
それが、御子神龍雅(みこがみ・りょうが)の研究だった。
完成したのは、兵器か、生命か──その名は“暴獣・ケイー”。
大学から危険分子認定され、博士号を剥奪された彼は地下監禁研究棟に幽閉され、創った獣と共に孤独な日々を送っていた。
だがその装置「X2000」は、世界中からその手を血に染めた闇からの使徒を呼び寄せる。
中国の医学マフィア・煉脈連。
ナチス・ドイツの残党・ MSO。
アメリカ諜報部の亡霊・CIA黒組と、その支配下の陸自……。
闇からの使徒達が東京に結集した時、この国は狂乱の戦場になる。
報道は封鎖され、国家は沈黙する。
阿鼻叫喚の無間地獄で御子神は闘う。
新しい生命が“本当に生きる”ための戦場で。
背負ったのは、神への罪か、それとも新たな未来か。