あらすじ
氷の美貌を持つ公爵令嬢リリアーヌは自分が乙女ゲームの悪役令嬢であり、婚約者の第一王子エドワードから公開の場で婚約破棄される運命だと知っていた。
案の定、夜会の最中、クズ男のエドワード王子は浮気相手であるヒロインのイザベラを連れ、リリアーヌに謂れのない罪を着せて破棄を宣言した。 それを受け入れて自由になろうと思っていたその瞬間、地味で影の薄いはずの第二王子セドリックが突然乱入する。
「貴様が捨てたのは、国を救う賢女だ」
セドリックはエドワードが国家機密を漏洩しようとしていた反逆の罪とイザベラがそれを手引きし、リリアーヌの私物を盗んでいた真実を暴露し、 クズ男とヒロインは公開処刑され、リリアーヌは解放された。
実は五年もの間、誰にも認められなかったリリアーヌの努力と知性を陰から見て、深く愛していたセドリック王子は彼女を新たな王妃として迎え入れる。
「君が私以外の誰かに不当な扱いを受けることなど、断じて許さない。君の全てを、生涯をかけて溺愛しよう」
待っていたのは国外追放ではなく、真の理解者であるセドリックからの甘すぎる独占愛であった。