あらすじ
「婚約破棄ですって? まあ……わたくし、自由になれるのですね!」
地味で目立たぬ令嬢ミレイユは、王太子から“真実の愛のため”と盛大に婚約破棄され、
ついでに実家からも追放される。
だが本人は内心ガッツポーズ。
やっと自由に、好きなだけ読書とお菓子作りができると思っていた——はずだった。
そんな彼女のもとに届いたのは、
『干渉しない・自由保証・跡継ぎ不要』
という最高条件の“白い結婚”の申し出。
相手は冷徹と噂される辺境公爵ロヴェル。
スローライフを夢見て辺境へ向かったミレイユだったが……。
倉庫を片付けただけで財政が黒字に、
保存食を作っただけで冬の飢饉が解決、
雑談の延長で輸送路の問題が解決……。
「奥様……これはもはや、奇跡……」
「い、いえ、ただの趣味が少し役に立っただけですわ……?」
気づけば領地中から“聖女様”と崇められ、
王都は混乱し、「戻ってきて」と懇願される始末。
その一方で——
無表情のはずの公爵様は、いつの間にか彼女を誰より大切に扱っていて。
「干渉しない契約のはずだったのに……」
「もう、契約ではなく……君の夫としてそばにいたい」
冷徹公爵の不器用すぎる溺愛と、
地味令嬢の“気づかぬ改革力”が巻き起こす
ざまぁ×スローライフ×溺愛成長ラブファンタジー!
白い結婚は終わり、本当の夫婦が始まる——。
読めば必ず心が温かくなる極上ラブストーリー。