あらすじ
ありとあらゆる無機物・有機物に含まれる「毒」の粒子マシン・ウラノメトリアが満ちているこの世界では、人間の寿命が五十年余りと短く、新しい資源も見つからないまま滅びへと向かっていた。
星歴3002年、極東の島国「97の國」の士官学校での事件をきっかけに、三百年ぶりに世界戦争が始まってしまう。
戦争で使われる巨人を模した兵器「マギナ」に乗って操る「ハンドラー」と呼ばれる者たちは、当然戦争にも駆り出される。
ハンドラーの姉のためにマギナを動かす動力「ラヴァーズ」となった少女ルルゥ。
才能があったためハンドラーになった、隠れた天才とされる少年兵士アァク。
世界最強のハンドラーとされる記憶喪失の少女ニアナと、彼女の動力である隻眼の少年リシウス。
戦いに明け暮れる彼らと違い、ある宗教団体へと潜り込む記者のカノ。
それぞれの視点で紡がれる物語は、やがて隠された真実へと繋がっていく。
行き止まりしか見えない世界で生きる彼らの、選択と決断の群像戦記、ここに開幕――。