あらすじ
女の子同士のゆいとあおいは、誰より仲良しで、
もう結婚してるような生活をしていた。
ただ一つだけ問題がある──子どもができない。
落ち込みかけた矢先、国は少子化対策として
「生物学的部品レンタル制度」を開始。
部品を“冷蔵配送”し、家庭に届け、使用後は洗って返却するという
狂気の制度だった。
SNSで業者を探し、DM交渉を経て、
届いた“なまもの”を温めて使う二人。
世界は明らかにおかしい。
でも、ゆいとあおいの幸せは本物だった。
そして数週間後──
医師は淡々と告げる。
「妊娠していますね」
国家の制度は狂っている。
それでも、この世界で二人はちゃんと“家族”になった。