あらすじ
大学の冬休み。
なんとなく毎日が同じように流れていく中、
友奈がふと呟いた。
「冬休み、温泉行かない?」
その言葉は、
思っていたよりずっと大きな引き金になった。
8人の女子大生。
恋に疲れた子。
恋を知らない子。
恋を忘れたい子。
恋から逃げてる子。
そして――
恋を望んでいることすら気づいてない子。
旅の決め手は、夜のブッフェと朝の幸せみたいなパン。
ただそれだけのはずだったのに、
雪が降る温泉街で、
誰かの言葉や笑顔や沈黙が、
胸の奥をそっと揺らしていく。
温泉、浴衣、夜の散歩。
恋バナ、枕投げ、深夜の星。
笑って、照れて、ドキッとして――
気づいた時にはもう、
恋は始まっていた。