あらすじ
青年はずっと一人で生きてきた。家族も、友人も、人からの愛情も、逃げるすべさえ憎き魔族に奪われた。青年の生きる意味はただ魔族を殺すこと、それだけだった。それだけのはずだった。
青年の孤独な人生に、ある日一人の少女が転がり込んできた。獣人族と名乗るその少女は、人族に故郷を滅ぼされ、魔族に愛する人を殺されながらも、獣人族も、人族も、魔族も平等に愛した。もう辛いのは嫌だと言いながら、誰かのために平気で自分の命を差し出そうとする。そんな少女に心惹かれ、庇護欲はいつしか恋情に、そして愛情へと変わっていった。けれど、そんな幸せを奪ったのは、またしても魔族だった。
少女は魔族に誘拐された。青年は決意した。必ずあの子を助けに行くと。
これは、一人の青年の苦悩と生きざまを描いた物語。あるいは、勇者が魔王を倒すまでの英雄譚、その一幕。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※本作はカクヨムにも掲載しています。
※大団円がお好きな方はブラウザバックをお勧めします。ハッピーエンドかバッドエンドかは個人の価値観に大きく依存するかと思います。