あらすじ

この国は、龍の屍の上にある。 古き神は朽ち果て、崩れかけたこの国を、愛しい神子のために龍は自らを屍として支えると決めた。 以来、都たる龍天宮には、龍の尾である<龍ノ尾花>が金の花を咲かせている。 蒼穹の下を緋色の煙を上げて走る純白の鉱石駆動列車で龍天宮の都から二駅。 湧き出る温泉と穏やかな気候で保養地となった潤未の街に、ひとりの修復師がいた。 誘蛾灯の取り付けられた扉のところに店名は掲げられず、ただひっそりと『ヨロズ修復承り〼』とだけ札がかかっている。 その店に、ある男が訪れた――。

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カクヨム
カクヨム2025/12/02
  • 現在の作品誘蛾灯のトロイメライ