あらすじ
十九歳の大学生・湊朔夜は、人の視線を異常に恐れる臆病者。幼少期に父を亡くし、暴力的な母の恋人に怯えながら育った彼は、自由を手に入れたはずの一人暮らしでも孤独な生活を送っていた。
世界には未知のウイルスが蔓延し、政府の義務接種ワクチンに順番が回ってくる。副作用に襲われ意識を失った朔夜は、夢の中で神秘的な小さな男の子と出会い――「時間に介入できる能力」を授けられる。
しかし目覚めると、刃物を操る二人の襲撃者が目の前に迫っていた。恐怖の現実、未熟な力、そして死の危機。孤独な少年が、死にたくない一心で目覚めた能力を使い、世界と対峙する――現代ファンタジー×サバイバルアクション、ここに開幕。