あらすじ
原 一(はら いろは)は『オカルト気分』という雑誌を主に出版している小さな出版社に勤める記者である。
そんな出版社に津々木操という女から電話がかかってきた。異常をきたした頻度で掛かってくる電話の内容は、
「息子がいなくなった」というものだった。
誰も取り合わなかった依頼内容を引き取らされた原は、その女の探す息子の違和感から、彼の行方を捜すようになるのだが……。
津々木操が探して欲しいと依頼しているのは、本当に息子なのだろうか。
異常なまでの愛をもつ、操と原が対峙する時、その真実が原の中に息づくこととなってしまうのだった
以前こちらで連載させていただいていた『還り道』を大幅に加筆修正したものになります。現在『還り道』は非公開となっています。