あらすじ
屋台でラーメンを食べていたわたし、松ヶ谷きよのが転移した先は、異世界のラーメン屋!
店主である白髪の狐男、紫水《しすい》には、「僕と結婚してくれないだろうか」と求婚される!
ヴィヴィットピンクのたてがみを持つ獅子が外を駆け、大きな狐に化けた紫水が追いかける!
……どうやらわたしは、すごいところに来てしまったらしい。
“月の側”と呼ばれる異世界で、わたしはなにも理解が出来ないまま、暮らすことになってしまった。
世界を浄化する力を持っている、と言われても困る。
元の世界に帰る方法を探そうと決心し、情報を集めるため、ラーメン屋を手伝うことになった。
紫水の作るラーメンは、屋台のラーメンにそっくりで、美味しい。
開店準備を済ませたわたしは、外で待つ化物たちに言う。
「いらっしゃいませ! ラーメン屋『銘杏《めいきょう》』へ!」