あらすじ
大学に通う 瑠月(りつ) は、生まれ持った身体にずっと劣等感を抱いて生きてきた。
誰にも本当の姿を知られず、静かに学生生活を終える──そのはずだった。
そんな日常を、あっさり踏み荒らして現れたのがサッカー部の 葵(あおい)。
距離感ゼロ、まっすぐで、太陽みたいな人。
友だちなんて作るつもりなかったのに、気づけば隣にいるのが当たり前になった。
けれど葵は男が好きで、瑠月は「男」として見られている。
正体を明かせば終わってしまう関係。
女だとバレたら、嫌われるかもしれない。
一方、葵は周りからはゲイ認定されているが、過去の経験から自分がゲイなのか分からなくなっている。
瑠月に恋心が芽生えつつも、過去のトラウマから踏み出せないでいる。きっと男とは一線を越えれないと分かっているが、瑠月を好きになってしまった。
嘘のまま好きでいていいのか。
本当をさらけ出す勇気はあるのか。
葵と瑠月は「本当」を知った時、お互いどんな答えをくれるのか。