あらすじ
強大な帝国、デマンティウス帝国。雷帝と呼ばれる皇帝ベルントの暴走により、世界は荒れ果てていた。民が最後の希望として縋っていた皇太子アーダルベルトは、戦場から戻ったその夜、父の雷に打たれて命を落とす。
世界は、炎を失った。
そんな混乱の最中、帝国の外で一人の男が頭角を現す。彼の名はデメトリオ。
圧倒的な力を武器に、”傭兵王”と呼ばれるようになった彼は、帝国の圧政に怨みを抱く者たちを自然と惹き付けていく。
帝国から逃げ出した、他者の力を増幅させる力を持つ、皇太子アーダルベルトの婚約者、エリーゼ。
皇帝ベルントを支える第二皇子、クルト。
そして集い始めた仲間たち。
胸に秘めるのはただ一つ。雷帝を止めること。
皇太子アーダルベルトという炎の消えた帝国へ、傭兵王デメトリオが足を踏み入れた時、世界は受け継がれた反逆の炎を目にする。