あらすじ
中学二年の夏、僕は「北海道じゃない北海道」を旅することになった。
地図にない川。
昔の名前で呼ばれる町。
誰も知らない“上川(かみかわ)県”。
そして、出会うはずのなかった人たち。
これは、あの夏にだけひらいた
“もうひとつの世界(北海領域)”を歩いた
僕自身の、記憶の旅行記だ。
見た景色も、会った人も、
今となっては本当に存在したのか分からない。
でも、あのときの僕には確かに見えていた。
忘れたくないから、ここに書いておく。
第0章は設定資料集。 本編から読みたい方は1章から。
0章は説明のため、文固め。