あらすじ

四霊と呼ばれる瑞獣が、世界を創り、統べている。 鳳凰の治める国に生まれた湊詩響は、毎朝欠かさず鳳凰への祈りを捧げていた。 しかし村は、鳳凰を敬わない。 弟の廉心が発明した蒸留設備のおかげで、水不足が解消されたからだ。 「祈りは水にならない」――村人たちは鳳凰廟を取り壊し、跡地に設備を置いた。 詩響は密かに鳳凰画を祀り、弟に罰が下らぬよう祈り続けている。 ある日、村に鳳凰天子・嚆陵漣が現れる。 庶民から天子に選ばれた青年は、粗野で横暴で、詩響の神経を逆撫でした。 ところが陵漣は、詩響を宮廷へ連れていくという。 鳳凰が詩響を選んだ、と。 戸惑う詩響だったが、やがて知る。 四霊の一柱・霊亀が暴走し、大陸が崩壊の危機に瀕していることを。 そして鳳凰が詩響に託した役目の、本当の意味を――。 瑞獣は神か、それとも人と同じ心を持つ者か。 中華風異世界で紡がれる、天子と村娘の物語。

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カクヨム
カクヨム2025/12/01
  • 現在の作品四霊創世譚 鳳凰天子と鳴音の華