あらすじ
帝国辺境で貧しく育った少女アリアは、ある日突然、聖女の痣を発現させてしまう。
「お前のようにみすぼらしい娘が聖女を自称するなんて!」
偽の聖女である貴族令嬢たちから嘲られながらも、アリアは本物の聖女となり、世界救済のために目覚めた伝説の聖物、ゼハネの魔法人形ユーリと出会う。
世界救済の旅の中、光の剣の力を覚醒させたアリア。
仲間との交流や旅先での出会いを通じて、幼くも純真な慈愛を芽吹かせる。
しかし、多くを救いたいという彼女の純粋な信念は、常に冷静で合理的な判断を貫くユーリとすれ違い、やがて対立へと発展していった。
互いの正義をぶつけ合う中、人類を脅かす怪物ヴェムネルとの苛烈な戦いは極まっていく。
冷徹な論理と、純真な慈愛。
相反するふたつの信念が重なるとき、絶望を斬り開く真の光となるのか?
これは、みすぼらしいと罵られた聖女が、運命の絆で結ばれた魔法人形と共に、絶望の未来を切り開いていく物語、「サンクトロ救国編」。