あらすじ
女魔王は怒りに震えていた。
磔台に四肢を鎖で繋がれ、恥辱の首輪を嵌められたまま晒し者にされるという、信じ難き暴挙に。
そして、女魔王は痛感する。
自分は勇者と人類の王国に裏切られたのだと。
数百年に及ぶ人類と魔族の戦いは、ついに人類側の勝利で幕を閉じた。
敗北した女魔王は、人類の英雄である勇者の「和平と共存」の提案を受け入れ、魔力を封じる『封魔の首輪』を自らその首に嵌め、敗者として人類の王都へと赴く。
しかし、そこで彼女を待っていたのは、和平の席ではなく、屈辱の舞台だった。
磔台に括り付けられ、王国の中心で行われた祝勝会で、女魔王は生け捕りされた『戦利品』として衆目に晒され、更には国王による卑劣な余興が始まろうとしていた。
だが、その絶体絶命の窮地は、謎の襲撃者によって救い出される。
自由を手に入れたものの、裏切りと屈辱に怒り狂う女魔王は、王国の真意を探りだす。
なぜ勇者は女魔王を王国に引き渡したのか?
なぜ和平は欺瞞に変わったのか?
力を封じられた女魔王は、屈辱の象徴である磔台を新たな旗印として背負い、復讐の旅路に出る。
彼女の標的はただ一つ──英雄の輝かしき栄光の裏に隠された、腐敗した人類王国である。
これは、全てを奪われし女魔王が、屈辱を力に変え、裏切りの王国に血の裁きを下すまでの物語。
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利用スタンスについて詳しくは、近況ノートに記載させて頂いております。https://kakuyomu.jp/users/SAIFISU/news/822139839838269714