あらすじ
雷雨の夜、残業帰りの雫は木の上で震える白い子猫を見つけた。手を伸ばした瞬間、雷が落ちる。
目覚めたのは蛍光色の蝶が舞う異世界の湖畔。
そして傍らには、ラグドールのような白い子猫が…。
子猫は夜になると銀髪碧眼の美少年・ラグナに変わる。
「雫、撫でて?」千年分の孤独を抱えた彼は、雫にだけ素直に甘える。
誰かのためだけに生きてきた雫が、初めて自分の気持ちで選んだのは――。
たった七日間だけ許された、異世界での時間。
甘えん坊すぎる美少年と不器用な22歳女子が紡ぐ――
猫の温もりと鈴の音が重なる、優しくて切ない恋の物語。
【登場人物】
・篠宮 雫(22歳・会社員)
頼まれたら断れない性格で、自分の気持ちはいつも後回し。
雨の日が苦手。でも、濡れた子猫だけは放っておけなかった。
ラグナの前だと、なぜか素直になれる。
・ラグナ(外見18歳・実年齢1000歳超)
昼は白い子猫(ラグドール系)、夜は銀髪碧眼の美少年。
首に古びた銀の鈴。甘えん坊すぎる美少年。
「雫、撫でて」「一緒に寝る?」「千年、雫だけを待ってた」
・ミレーナ
湖畔で七色の煙を上げるお店を営む、優しいおばあちゃん。
全部知っているけど、静かに見守ってくれる。