あらすじ
墜落事故。
教官と訓練生、二人だけが山に取り残される。
死と隣り合わせの極限状態で、禁断の想いが溢れ出す。
「好きだ」という言葉を交わす間もなく、運命は二人を分かつ。
天狼だけが救出され、
みよりんは行方不明のまま死亡判定。
数年後、天狼はみよりんの遺骨を発見し、
初めて「結婚したかった」と号泣する。
その後、みよりんの幼なじみ・羽宮ひかりと出会い、
みよりんに似た面影と優しさに救われる。
二人は結婚し、三人の子供を授かる。
長女はパイロット、長男はSL運転士、次女は進路を迷う高校生。
家族は毎年みよりんの墓参りに行き、
天狼は空を見上げながら呟く。
「みよりん、俺、ちゃんと幸せになってるよ」