あらすじ
冒険者養成学園<ティルナノーグ>の劣等生だったラグナスとミシロは、卒業後に誰ともパーティを組めないまま余りものになっていた。
何としても冒険に出たい彼らは二人で即席パーティを組むことにしたが、安全のためにもう一人、回復役だけは仲間に引き入れたい。
藁にもすがる思いで人員を探していると、学園の僧侶科を首席で卒業した天才・セラフィナが誰ともパーティを組まずに残っているのを発見する。
ラグナスとミシロは交渉のためにセラフィナのもとへ向かうが……。
「仲間は結構です」
きっぱりと断り、そのまま一人で旅立とうとする彼女。
不審に思ったラグナスたちは、その後ろをこっそりと追いかけることにした。
道中、魔物と戦闘になるセラフィナ。
回復役である僧侶の彼女が一人でどう戦うのか様子を見ていると、セラフィナは杖――いや、先端に刃のついたアレは――槍? を手にして、こう言った。
「ほら、来いよこのウジ虫野郎」
お淑やかな様子が一変し、魔物を相手に無双するセラフィナ。
そう。彼女はこれまで淑女のフリをしていたが、本当は物理攻撃を得意とする戦闘狂だったのだ!