あらすじ
音無蓮にはオタク気質な上にオネェな叔父がいる。その叔父と仲がいいせいで、性格最悪な社長令嬢の早瀬真由に「キモ男」と言いふらされて、女子たちに煙たがれる存在になる。元々蓮自身も気が強く、口が悪いのも災いとなっているのだが——……。
だが、本音は「モテたい」
「俺だって、可愛い彼女とイチャイチャしたり、デートだってしてぇよ!」だが、インフルエンサーで影響力のある真由の言うことは絶対。やる事なす事全てが裏目に出る蓮だったが、叔父の雅治のアドバイスを親身に受け取り、いつかできた彼女の為に精進を続ける。
あるバレンタインの日、そんな蓮の元に一人の女子がチョコを机の中に。
一瞬しか見れなかったが、清楚で可愛いかった(気がする!)だが、学校中を探しても見つからない。蓮は一目見た彼女に思慕を抱くが、そんな彼に母親の雅子はお見合いを勧めてくる。しかも相手は蓮の天敵、早瀬家のお嬢様。
「嫌だ、絶対に断る!」
だが、振り返ればそれが唯一の恋のチャンスだった。いつまで経っても真由の陰険な言いふらしのせいで彼女ができない蓮。諦め掛けたその時、また母親の雅代からお見合いを勧められる。
「絶対にあんたに会うと思うから、ダメもとで一回会ってみなさい。早瀬澄恋ちゃんよ」
——え? 澄恋? 真由じゃなくて?
そう、早瀬家には二人の娘がいたのだ。しかも妹の澄恋は以前、蓮にチョコをくれた彼女だったことが判明。
すれ違いから起こる報われない恋の三重奏。甘さと切なさと、いっぱいお届けします。