あらすじ
道暦425年。
第一のエトが北海道石狩湾に現れた。
新羊蹄山を目標に侵攻する地球外生命体エトを十二体倒さなければ人類に未来はないと書かれた予言書「北見紋別シブノツナイ予言の書」に従い、人類は新旧二つの山を背に地球外生命体を北の大地で迎え撃つ。
地球と人類が滅びる運命に抗う為、軍は予言の書に記された非存在鉱石を採掘する事に成功する。完成したヒグマエンジンを搭載した新たな空中戦艦。世界を救うため、全艦出撃せよ。
「洞爺選択機関」によって選ばれた少年少女たち。己の非力に葛藤する海陸空のベテラン兵士。交錯する大人とモラトリアムの思惑。感情。満を持して出撃したはずの戦艦羊蹄の大破沈黙。人類に未来はあるのか。敵を倒す術はあるのか。全ての願いと人々の思いを抱え、早来(はやきた)は最後の機体に乗り込む。起動する。
〉アテンション、アテンション。第一から第七ゲージまで全艦発進準備完了。アテンション、アテンション
機体の名前は「ReiWA」
〉アテンション、アテンション。アテンション、アテンション……
零和型黎和級「0̸」番艦……ReiWA
〉アテンション。アテンション。司令部より全艦へ通達。
握る操縦桿。唸るエンジン。
〉いい?負けたら終わりよ。死ぬ気で戦いなさい……全艦、点火!!発進!!
「ReiWA……出ます!」
いざ会敵、迎撃。