あらすじ
鎌倉時代、日本列島は異世界転移した。
日本全国で現れる魔物を討伐していたとある少女剣士は、卑怯者の策によってその命を散らす。
魂だけになった少女は神を自称する存在に出会う。
「君の力が必要な時代に君を転生させてあげよう」
その神の申し出を受けることにした少女は、自らの記憶を愛刀『紫黒』(しこく)に託して永い眠りについた。
そして約八百年後、切崎慶(きりさきけい)という少女が魔物を倒す専門家『対魔闘士』(たいまとうし)の名家としての実力を身に着けて、その跡継ぎとして認められようとしていた。
養子であるにもかかわらず、その圧倒的な才能と努力で存在感を増していく慶はある事件に巻き込まれて、衝撃的な事実を知ることとなる。
窮地の彼女を救ったのは、かつての少女の愛刀『紫黒』だった。
紫黒は付喪神となり、再び一振りの刀としての力を発揮する。
慶は仲間や付喪神たちの助けを借りながら、強く、頼もしく異世界を斬り進んで行く。
この物語は努力の天才剣士、切崎慶の戦いを描いた異世界ファンタジーである。
敵から『辻斬り姫』と呼ばれる程、恐怖の対象になっていく慶の様々な成長と予想外のストーリーをお楽しみください。