あらすじ
本気か、本気でなかったか、自分でもわからない。
瑠音(るね)は、有名な作家木庭晴恵(こばはるえ)の娘だ。親友の成美(なるみ)を殺そうとして失敗した。その成美の家に行き、頭を床暖房の床にすりつけて自分の罪を謝ろうとした。成美はその瑠音にすさまじい復讐をする…こともなく、二人は、ケーキを食べてミルクたっぷりのコーヒーを飲んで、ゆっくりと時間を過ごす。
その時間に次々と湧き上がってくる、瑠音のさまざまな思い。好きなひとのこと、家族のこと。
成美は、そんな瑠音に、ネットの小説投稿サイトに自分自身の作品を発表するように迫るのだった。
クリスマスからお正月にかけての時間、高校生女子の友情の物語。
そして、文芸復興の物語。
* この物語はフィクションです。実在の事件・人物などにはいっさい関係ありません。
* 「残酷描写有り」、「性描写有り」とはしていませんが、主人公の想像が残酷なほうに行ったり、女子の身体のほうに行ったりします。苦手な方はお気をつけください。
* 「第1部 クリスマスソングのすずの音に背中を押されて」は、『クリスマスソングのすずの音』
https://kakuyomu.jp/works/16817330659097676511
の続篇です。
* 「第2部 ほろ酔い文芸復興」は、『ほろ酔い幻想記』
https://kakuyomu.jp/works/16818093092050482111
に大幅に加筆して書き改めたものです(一部、設定を改めたところがあります)。