あらすじ
例えばラブコメで言う、絶対的ヒロインがクラスの中にいて、その隣でいつも笑っている陽キャなギャルに『お化け屋敷の企画作るの手伝ってくれない』なんて誘われたら、どうする?
モブ・オブ・一般人を自称する男子高生の【天雲凪(あめくもなぎ)】(以下ナギ)は、どこにでもいる普通の男子高生だった。そんな彼に唯一の個性があるとすれば、それは『お化け屋敷マニア』だったこと。
そんな彼が、クラスの絶対的ヒロインの幼馴染兼親友である陽キャなギャルこと【八条麗七(はちじょうるな)】(以下ルナ)に偶然?懇願されたのは、学祭のクラス発表のお化け屋敷の企画を手伝ってほしいということだった。
誰かに頼られることは素直に嬉しい。
そんな純粋な気持ちから、ナギはルナを手伝うことにしたのはいいが……。
「お化け屋敷はバックボーンが重要だ」
そんなわけで、ナギの知人が管理する”安全なお化け屋敷”こと心霊スポット的な事故物件にルナを連れ出すナギであった。
視察と称して、あるときは遊園地の”震慄迷宮”に、あるときはディルミーランドの”ホーンテッドアパート”、そしてゲーセンの最新型のお化け屋敷に足を向ける。
とまあ、実は全部仕組まれていたのである。
クラス発表がお化け屋敷になったことも、ルナの企画をナギが手伝うことになったのも。
クラスの絶対的ヒロイン【白鷺聖里花(しらさぎせりか)】(以下セリカ)はルナとともに画策したのだ。
「わたしがルナのためにクラス発表がなんであれ、お化け屋敷にひっくり返すから」
「マジでセリカ神じゃん」
そう。
ルナはナギのことが好きなのである。
高校に入って、ある出来事がきっかけて気になりだし、今ではナギを「しゅきぴ」と公言しているのだった。
果たして、ルナはしゅきぴのナギを射止めることができるのか。
ナギは、念願のお化け屋敷制作を成功させることができるのか。
超マニアックなお化け屋敷の制作裏と、ホラーと王道ラブコメのドキドキがカオスでエグくて、エモい感じのヤツじゃん!!
※この作品にはヘイト要素が一切ありません(多分)。あしからず。