あらすじ
治安が悪く、これ以上成長することのない終末都市・シナバー都。
緩やかに滅亡へと向かう世界で、ひっそりと日々の生活を大切にしながら生きる大学生、トリスト・ユーマがいた。
しかし、通っていた大学も燃やされてしまい、居場所をひとつ失ってしまう。
そこで親友のネモに励まされ、トリストが家主を務めるボロアパート「琥珀アパート」を唯一の居場所として、そこに住む個性豊かな住民ごと守ることを決意する。
ただ、「琥珀アパート」の住民たちには一癖も二癖もあった!
《切り裂きジャック》――幼く未熟な少女は、街を恐怖させる凄腕の暗殺者だった。
《邪悪な犯罪コンサルタント》――終末都市の全てを網羅し、支配する、悪のカリスマ。
《アンドロイドの名探偵》――旧時代の天才的演算装置をフル活用する機械人。
《恋する死刑執行人》――私情を何一つ持たなかった青年は、一目惚れを機に人を知った。
《とある怪盗団の元団長》――何者かになりたかった女性は、一晩の出来事で引きこもりになった。
世界の終わりでも暮らしは続けられる。――それを信じる男が、終末を少しだけ延命させる。
そんな、終末都市のスローライフがここに開幕する。