あらすじ
「県立千葉高校出身千葉孝です。目標は六大学リーグで優勝することです!」
その言葉を言った瞬間周りざわめいた。中には無理だろと嘲笑目板笑顔を向けるものもいる。だがキャプテンである高坂先輩だけそれがどこまで本気なのか見定めているように感じた。
俺は東大で野球がやりたくて、成績が下のほうから、なんとか這い上がってきた。東大に受かるために、英語じゃ無理だと思い、フランス語で受験をするくらい本気だった。
東大に憧れたのは高校二年生で夏が終わった頃だった。夏の大会で負けて、俺は気分転換に六大学野球を見に行った。その試合は東大対早稲田大学で、早稲田大学のプレーは洗練されていて、野球エリートって感じがした。
それにたいし東大は将来のエリート候補なのに、泥臭く一つ一つを全力でプレーしていて、ひとつの勝ちをもぎ取ってやるという熱意を感じた。そして試合は東大が勝った。
ナイン達は皆マウンドに集まり、その一勝を喜びあっていた。
俺はその瞬間、東大に憧れを抱き、優勝したら、どんなことになるんだろうとワクワクして、絶対に東大で一回は優勝するぞと思い、野球部をやめて、勉強をし始めた。
それからなんとか東大にトレーニングも積みながら、受かって、野球部の門をくぐり、決意表明をしたのだった。
これは伝説の野球部といわれる男達の六大学を制覇するまでの物語であるー