あらすじ
世界は歪んでいる。
だが――歪んだまま戦うしかない。
あらすじ
地球から遠く離れた人類の新たな故郷――惑星アルティス。
技術革新により平和と富を享受する民主国家セリオン、貴族主義を貫くノアリス、軍国主義のタカミヤ。
三国が並立するこの星で、資源を巡るノアリスとタカミヤの戦争が始まった。
中立を標榜するセリオンは、ノアリスへ武器を売り、その血で富を築いている。
兵器開発者を父に持つセリオンの大学生ナギは、祖国の欺瞞に気づきながらも、どこか謎めいた留学生アリシアとの穏やかな日々を享受していた。
――だがある夜、海を越えたタカミヤが、静かな街を突然襲う。
炎に包まれる故郷。成り行きで、ナギは父が開発した最新鋭の人型兵器《ドラコ=アストライア》に乗り込んだ。
兵器を創った父。兵器に故郷を焼かれた少女。
過去と現在が交わるなか、ナギは”正義"と"贖罪"の意味を問われていく――
登場人物
ナギ・レイヴン
セリオンの大学生。兵器開発者の父を持つが、その仕事には複雑な感情を抱いている。穏やかな日常を享受していたが、ある夜に偶然が重なり、新型兵器〈アストライア〉に乗り込むことになる。
アリシア・レノックス
ナギと同じ大学に通う留学生。どこか謎めいた雰囲気を持つ彼女に、ナギは好意を寄せている。
クロノ・カイ
タカミヤ軍独立遊撃部隊の隊長。冷静沈着な判断と卓越した操縦技術を持つエース。作戦中は冷徹だが、部下思いの一面も持つ。
カンザキ・サラ
タカミヤ軍の少佐。セリオンには外交交渉で派遣される。知性の奥に情熱を秘める。
ケイン・フォスター
セリオン軍の少佐。実戦経験は持たないが、操縦技術は一流。独自のプライドと哲学で任務に当たる。