あらすじ
シスコン気味の高校生・徳永高瀬はある日、駅で困っていた少女に声をかけた。
上江洲ミカ。
一年生でいちばん可愛いとウワサの彼女はどうやらお嬢様らしい。ひとりじゃ切符も買えないありさまで、見かねた高瀬は彼女に手を差し伸べてしまった、それが運の尽きだった。
気位がたかくて素直じゃない上江洲に辟易しつつも、医者になりたいのだとまっすぐな覚悟をみせる彼女から目が離せずに、気が付けばつい手を貸してしまう。あきれるくらい真っ直ぐな上江洲の心根は、次第に高瀬や妹、彼の友人たちにも影響していく。
憶病で人見知り、そして生意気。不器用なくらい真っ直ぐで、呆れるくらいに純粋な。
夢にむかって走って躓いてばかりの女の子と、つかず離れ見守っている目付きのわるい男の子による、やがて恋となる物語。