あらすじ
蒼い月の洞窟で見た“父に似た男”の死闘。
その夢が、少年クローヴィスの運命を動かし始める。
辺境の島で静かに暮らしてきたクローヴィスは、幼い頃から
——知らない少女の叫び
——冷たい洞窟
——聞いたことのない旋律
といった断片的な夢を見続けてきた。
ある日、海底洞窟で瀕死の父サミルを発見する。
父は帰らぬ人となったが、遺品には古びた譜面《Lost Memory》が残されていた。
それは “王女フロリアの失われた記憶” を呼び戻すために作られた、王国でも禁じられた旋律だった。
譜面を弾いた瞬間、クローヴィスの胸に眠っていた記憶の欠片がざわめき、
夢に現れる少女の像が鮮明になっていく。
しかし同時に、仮面の男と黒剣士が村を襲撃し、譜面を狙ってくる。
父の遺品が、ただの楽譜ではないことは明らかだった。
村人を守るために剣を取り、初めて誰かのために戦ったクローヴィスは、
父の罪、譜面の目的、そして“夢の少女”の正体へと続く道を選ぶ。
本作は、ネット黎明期の1997年に公開され、多くのプレイヤーに愛された
RPG『Lost Memory』を原案とし、新たな解釈と物語を加えて紡ぐ再構築版。