あらすじ
日本最大の呪術師として恐れ崇められた役小角(えんのおづぬ)。
彼はその類まれな呪力により2匹の鬼を従え、神をも己の身体に封印しその力を自在に操ることに成功した。
強大な力を持ったが故に、小角は周囲の嫉妬や恨みを買うことになり、天皇や朝廷に仇名すものと流布され島流しの刑に処され命を落としてしまう。
しかし突然意識を取り戻すことになり、死にかけていた異世界の男子として息を吹き返して生活を送ることになってしまう。
その世界では呪術師は存在せず、代わりに魔術士が存在する世界だった。
また、妖の代わりにモンスターと呼ばれる存在が人々を苦しめている世界。
生来、妖怪退治を生業にしていた役小角は少年のふりをしたままギルドに参加し、家庭を支えるためその力を振るうことになる。
新しい生活の中、一度死んでから奇跡的に息を吹き返した際に不思議な力を手にして蘇る『生まれ変わり』の体験者ということが知れ渡り、周囲が穏やかでは無くなる。
魔術が主流の世界で、正体を隠しながら呪術を使って活躍をみせる役小角。
信頼できる仲間と行動を共にしながら『生まれ変わり』についても調べ、様々な事実が知ることになる。
前世ですべてを失った役小角が、家族のため、村のため、仲間のため、魔術士のなかで唯一の呪術師として活躍していく……と、言う話さ。