あらすじ
会社員・由真は、ある夜から、自分の意志とは無関係に「スキップ」を強いられるようになる。それは、次第にリズムを速め、疲労と激痛で身体を蝕んでいく、悪意に満ちた強制ゲームだった。
街には由真と同じく、不本意なスキップを続ける「スキッパー」たちが多数存在し、彼らの体が街のどこかに設置された巨大なメトロノームに共鳴させられていることを知る。リズムに耐えられなければ、心臓が停止する。
最後の力を振り絞り、メトロノームが置かれた教会の鐘楼へ向かった由真は、装置の制御者である白衣の男と対峙する。由真がメトロノームを止めた瞬間、街全体がスキップの動作のまま静止するが、由真の体は新たな、そして永遠に続くリズムを刻み始める。
止まった世界で、一人だけスキップを強いられる絶望の結末。☆「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」