あらすじ
これは海沿いの潮風薫る港街の
霊験あらたかな神社に生まれた女の子
東雲 桃花(しののめ とうか)の物語。
高い霊力を誇り、悪霊退散を生業とする
神主で父の父、東雲 宗仁(しののめ そうじん)。
霊媒体質で降霊、霊視、預言を得意とする
母、東雲 紫苑(しののめ しおん)。
だが、娘の桃花には両親のような持って生まれた
才能も霊力もなかった。
あるのは「人の欲望を色として視る」ことが出来る
何の役に立つのかわからない特異な能力のみ。
「自分は何の役にも立てないのでは」と悩む幼い娘に
父、宗仁は自らの霊力で鍛えた
「人の過ぎた欲望を祓うことが出来る神楽鈴」を
自らのメッセージとともに桃花に託す。
幼い巫女となった少女の運命が今、
静かに廻り始めた ーーー